はじめに

オートモーティブワールド2026において、株式会社スパイスは、Manus Quantum Metaglovesのデモンストレーションを行った。

展示会写真

本製品は、指関節の動きを高精度で取得できるフィンガーキャプチャーグローブである。
会場では、装着者の指の動きがリアルタイムでデジタルハンドに再現されていた。

単なる映像ではなく、関節角度として取得される点が特徴である。

Manus Quantum Metaglovesとは何か

Manus Quantum Metaglovesは、磁気式トラッキングを採用したフィンガーキャプチャーデバイスである。

  • 指関節ごとの角度取得

  • リアルタイム動作表示

  • 動作データの記録・再生

  • ロボット制御システムとの連携

職人の技能伝承やロボットティーチング用途での活用が想定されている。

MANUSグローブ 展示会パネル

技術的特徴

■磁気式フィンガートラッキング

磁気センサーを用いて指関節の動きを取得する方式を採用している。

視覚情報に依存しないため、細かな指の曲げ伸ばしや角度変化をデータとして取得できる。

これにより、動作を「映像」ではなく「関節データ」として扱うことが可能となる。

MANUSグローブデモ

研磨工程との接点

研磨工程では、以下の要素が品質に影響する。

  • バフの押し当て角度
  • 軌道パターン
  • 滞留時間
  • 手首の可動域

圧力そのものは別途計測が必要であるが、関節角度や軌道情報は取得可能である。

  • 熟練者の動作をデータ取得
  • 標準動作モデルとして保存
  • 教育・比較・再現性向上

この仕組みが構築できれば、技能の属人化を構造的に整理できる可能性がある。

ベルト研磨の写真

活用分野・市場

Manus Quantum Metaglovesは、以下の分野での活用が想定されている。

  • 職人技術のデータ化
  • ロボットティーチング
  • 研究用途での動作解析
  • 自動車関連技術開発

製造業では、特に手仕上げ工程や微細作業工程での応用余地がある。

まとめ

Manus Quantum Metaglovesは、指関節動作を定量化できるフィンガーキャプチャーデバイスである。

技能伝承やロボットティーチングを想定した技術であるが、研磨工程のような手作業中心の分野においても、動作の可視化という観点で活用可能性がある。

技能は感覚だけで伝えるものなのか。
動作をデータとして扱うという選択肢は、製造業に新たな視点をもたらす。

MANUSグローブ ロゴ

製品情報

Manus Quantum Metaglovesは、磁気式フィンガートラッキングを採用したフィンガーキャプチャーデバイスである。

  • 製品名:Manus Quantum Metagloves
  • 種別:磁気式フィンガートラッキング
  • 主用途:技能伝承、ロボットティーチング、動作解析
  • 取り扱い企業:株式会社スパイス
  • 製品ページhttps://mocap.jp/manus/