「削る・磨く・落とす」を極める、日本の研磨材メーカー

徳島県阿南市に本社を構える株式会社シャイネックスは、不織布をベースにした研磨材の開発・製造・販売を手がける、国内有数の専門メーカーです。
「削る・磨く・落とすを、もっと、よりよく、快適に。」というコンセプトのもと、現場目線の製品開発力と一貫生産体制を強みに、木工・金属加工・建築仕上げなど多様な分野で支持を広げています。

シャイネックス

不織布研磨材に特化した一貫生産体制

シャイネックスの製品は、いずれも不織布素材を軸に設計されており、柔軟性・通気性・研磨効率に優れた構造が特長です。
基材の選定から製品設計、テスト、製造、仕上げまでをすべて自社で完結できる体制を整えており、用途や現場のニーズに合わせたカスタム対応も可能です。

主な製品群(一例)

  • サンドシート:塗装前の目荒らし、下地調整、軽研磨に最適
  • 不織布ロール/パッド:バリ取りやサビ落としに広く対応
  • ペーパー付きコンビ素材:研削力と仕上がりの両立が求められる場面で活躍

いずれも使いやすさ(切りやすさ・握りやすさ・粉じん対策)を重視した設計がされており、手加工・機械加工問わず高評価を得ています。

現場の“ケンマニスト”と共につくる製品

シャイネックスが何より大切にしているのは、実際に現場で研磨作業を行う人々=「ケンマニスト」たちの声です。

社内では営業と開発が連携し、現場の課題や改善要望を製品設計へダイレクトに反映。たとえば「手が痛くならない柔らかさ」や「ちょうどいい削れ感」といった感覚的なニーズにも丁寧に応えてきました。

シャイネックス

ユーザーの課題解決に根ざした製品開発

現場からのよくある課題:

  • 粉じんの発生が多い
  • 削れすぎ・削れなさすぎのムラ
  • 消耗が早くコスパが悪い

こうした悩みに対して、シャイネックスは「ちょうどよさ」を見極める現場テスト重視型の開発サイクルを採用。研磨対象や作業姿勢まで想定した実用試験を重ねながら、プロユースにも耐える製品づくりを進めています。

シャイネックス

会社情報

社名: 株式会社シャイネックス(Shinex Co., Ltd.)

所在地:〒774-0022 徳島県阿南市大潟町210-53

TEL:0884-27-1567

事業内容:不織布研磨材の企画・製造・販売(オリジナル製品およびOEM対応)

特長:自社一貫生産体制/不織布素材に特化した開発力/現場密着型の製品改良体制

公式サイトhttps://shinex.co.jp/

結びに

「手にやさしく、現場にやさしい研磨材」

シャイネックスの製品には、そうした“実感”に裏打ちされた確かな技術と誠実さが込められています。

Polishing Hubでは、今後もこうした“削る・磨く”に向き合う専門メーカーの技術や開発姿勢を丁寧に紹介してまいります。用途別の製品紹介や現場事例、開発ストーリーの深掘り記事をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。